プルルルルル プルルルルル

「もしもしー?光?」


「あっ 楓花?どーしたのぉ?」

「光! あんたそんなしゃべり方じゃ、ばれるよ?。」

「そうだね‥ でも いきなりは 変えられないよ!」



あたしの秘密。
それは 男だってこと。

なんだかよく知らないけど なんか 戸籍上 「「女」」に なってたらしい。


だからお母さんとお父さんは、私を 女として
育てた。



それを知った私は


私を 嫌いになった。


でも 楓花は それを
受け止めてくれた。