―…ジリリリ!!
「起きろ!!!!遅刻するぞ!!!!!!!」


「あぁ!!もう、うるさい!!!!!!!」


目覚ましと同時に悠斗さんの怒鳴り声に寝起きなのに叫ぶ。


「遅刻するぞ!!!!!とっとと起きろ!!」


「……」


別にあんたが遅刻するワケじゃないじゃん…


眠い目をこすりながらベッドから降りる。


「ふわぁ…眠…」


窓から外を見ると雲ひとつない晴天…


今日はあたしにとって特別な日…


「さぁ…用意しよ」


ハンガーにかかる制服に着替えてリビングに向かった。