手際のいい音が聞こえて彼の後ろ姿を見つめる。 「じゃあ、テレビでも見よっかなー」 手伝う事もなさそうだし… ソファに座りテレビのリモコンを手にした。 バチンッ―… 「…!!!!」 後頭部に痛みを感じ振り返るとあたしを見下ろしアイツが立っていた。 「何すんのよっ!!!」 「おい…誰がテレビ見て待ってろなんて言ったんだよ?手伝えバカ」 それだけ伝えてキッチンに向かう、その後ろ姿を睨んだ。 「殴る事ないでしょ!!!」 ドスドスと乱暴にキッチンに自分も向かって仕方なく隣に立った。