家に着くと急いでお湯を沸して、あたしが着替えてリビングに行くと温かいミルクを入れてくれた。 「優しいなぁー…俺って…ハックション!!!!」 「…分かったから。着替えて来なよ…」 おっきなくしゃみをして震える体を抱えながら濡れた服を着替えに向かう。 「熱出たら看病してあげるよ…」 真っ白い柔らかな湯気の立つミルクを見つめた。 ―…むしろアイツが風邪で弱ってる姿が見てみたい。 二度目のささやかな呪いをかけてしまった。