「…ぅ…ぐすっ…」 あたしは子供なんだ…― 結局、大事な話になれば蚊帳の外で… もしも、アイツがニューヨークに行く事になってしまえばパパやママがそれなりの対処をして… アイツの側にいたいと思うあたしの気持ちなんて誰にも届かない… 大人の事情に振り回される内は…どうあがいても子供なんだ… それから、一時間ほどしてシェイラは帰った。 どうなってしまったのか聞くのが怖くて部屋から出られないのを悟ったように…アイツが階段を登ってくる音が聞こえた。