Sky

美由が無理してるのは、なんとなく分かっていた





だけど…俺は勝手な人間なんだ





美由と過ごす、最後の時間



今日が終われば、次はいつ会えるかなんて分からない





そんな日に…わざわざもめたくなんかなかったんだ







だから、気付かないふりをした








気付かないふりをしながら、わざと話を梨衣から離して…








梨衣の話は、そこで終わりにした














俺たち二人は、梨衣の話題を避けながら、小学校の思い出話をして





石を川に投げたりして





美由は花を摘んで、冠を作って俺にかぶせたりして










そうやって過ごしているうちに、もうすぐそこまで別れの時が迫ってきていた