Sky

「じゃあ、行こっか」





俺たちは歩き出した



美由の手に触れ、そのまま繋いだ



美由はにこにこ微笑みながら、「どうしたの?」とでも言うように、小さく首を傾げた







なんで気付かないんだろう…




俺、今こんなに真っ赤な顔なのに…







振り払われることのなかった手を繋いだまま、俺たちは歩き続けた

















「わぁ…!」




美由が溜め息を漏らした




懐かしいその場所を前に、キラキラと瞳を輝かせている





「久しぶりだろ?この土手」



「うん!」




嬉しそうに頷くと、美由はそのまま土手に横になった