桃川中学校吹奏楽部

次の日の朝練。

・・下山先輩がいた。


その瞳は

芯の通った 力強い瞳で


一生懸命練習していた。


朝練が終わり、ざわつき始めた教室に入る。


入ると同時に


倉本君と目が合った。


すぐ目をそらすけど


・・どうしよう。


やっぱり


やっぱり


あたしは倉本君のことが


すきなんだ。


先輩の言うとおり。


絵梨のいうとおり。


あのときから


倉本君の存在は


私の中で大きく大きくなってたんだ


そんなこと


今 やっと気づいたよ