君以上にいい彼氏には



このさき出会わない気がするよ



ハルの苦しまないように



あたしは精一杯ハルを愛することを誓うよ



ハル


だいすきです



「・・そろそろ切るな?お前、ゆっくり休め。」


「うん・・」



「じゃあな」


その言葉を最後に


 
受話器を切る音がして



ツーツーと感情のない機械音が耳に響く



ハル



ハルはいつだってあたし以上に考えてくれて



守ってくれて



苦しんでいた