桃川中学校吹奏楽部


「ただいまぁ・・」

 

私は玄関の重いドアを開ける


がんばって自転車に乗って家まで帰ったが


なんとなく体が重い


玄関には妹とお母さんの靴があった

 
「あら、おかえり。早いじゃない」


帰ってくるお母さんの声


「おねーちゃん部活はぁー?」


杏奈まで問いかけてきた

 

「ん・・今日貧血でさ、先生にも部活いくなって言われたから帰ってきた」

 
そうして私は保健の先生から渡された1枚の白い紙を渡す。

 
保健の先生が今日の貧血のこととかの説明書いてくれた


ほんとは自分で言えばいいんだけど、なんか覚えられなかった

 

「ったく、優里亜最近食べてないからこんなことになるのよ。何なら食べれられるの?」

お母さんが問いかける


「・・別に、なんでもいいよ。だいぶよくなったし」

 
「鉄分とらなきゃねえ・・」


お母さんはそうつぶやいて見ていたテレビに視線を戻す


「優里亜、ちょっと寝てなさい。あなた最近夜も遅いし。寝不足もあるんじゃないの?」


「んー・・じゃあ寝てくるね」

 
私はそういい残し


自分の部屋に向かう。


カバンを下ろして


クローゼットから適当に洗いざらしのジーンズとTシャツを取り出す


ジーンズ独特の締め付ける感じが私をつつんだ 

それに着替えてベッドに寝転がった