「・・俺すっげー怒ってるんだからな、今。」
「なんで?」
「なんで俺じゃなくて秀斗に頼るんだよ、しかもそんな嫌がらせされてんのならなんで倒れるまで我慢するんだよ、平気平気って今だってこんなにフラフラじゃねえか・・」
ハルの口調が強くなる
「・・俺、彼氏失格じゃねーか・・彼女にろくに頼られなくて、女ひとつ守れなくて・・・ほんと最悪」
そうしてハルは私をぎゅっとしてくれた
「・・栗林が女じゃなかったら、俺今まじでぶっ殺してるところ」
私の耳元でハルはそういった
「俺にはお前しかいないから、ありえねぇから」
そうしてまた強く抱きしめる
「いいか?これからはどんどん俺を頼れ。お前になんかあったら俺30秒以内に駆けつけるから。」
分かったか?とそうハルは続ける
「うん・・ハル・・大好きだよ・・大好きだよ・・」
思わず涙が零れ落ちる
でも涙が止まらない
ハルはやっぱり私を愛してくれていた
私はすごい今満たされてるよ
「ごめんね、練習着ぬれちゃうね」
私が離れようとすると
「・・そんなの今関係ねーよ・・」
そういってハルはまた強く抱きしめる

