桃川中学校吹奏楽部

「俺たちさ、マジで付き合ってんだなって 今マジで実感」

 
「何いってんの今更」


綾瀬くんは自分のネックウォーマーに口元をうずめる

 
「だってさ、お前が彼女になるとか考えてもなかったし、涼から奪えるはずねえと思ってた」

 
「・・あたしだって・・綾瀬くんがあたしのことすきって言ってくれて、ほんとにびっくりした。」


「もうすぐ1ヶ月じゃね?」


「そーいえばそうだね」


数ヶ月前のあたしは


今こうやってだがしや公園のベンチに座って


綾瀬くんと話してるとか


ありえなかった。


「・・綾瀬くん、いっぱい思い出つくろ。ね、これからのさくら祭りも・・学校も・・ぜんぶ。」

 

「さくら祭りかあ・・行きてえなあ」


ふたりでそんな話をして


私達は別れた