その後、パーティーは無事にフィナーレを迎え、あたし達は自分の部屋に戻っていった。



あたしはファイと一緒に部屋に入ると、部屋の明かりを付ける。


そして、あたしはベッドに座り、隣にファイがちょこんと座った。



「楽しかったな〜」


「そうっすね。特にご馳走はほっぺが落ちそうなぐらい美味しかったっす」


ファイはご馳走の味を思い出したのかほっぺを両手で押さえて、うっとりとした顔になる。



「ファイは食べ過ぎなんだよ。腹壊すぞ」


あたしはファイのお腹に目をやりながら言う。



小さい体のくせにお腹が今にも破裂しそうなぐらい膨れ上がっていた。



「大丈夫っす。俺のお腹は丈夫っすから」





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