「お部屋までご案内致します。」
執事はあたしの部屋まで案内してくれるらしく、皇室から出ようとする。
そこまでしてもらうと逆に気ぃ遣うなぁ;
なんて思って、執事の後に小走りでついて行った。
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「こちらが茜菜様のお部屋でございます。」
執事はそう言うと丁重に部屋の扉を開けてくれた。
「「うわぁ〜〜〜〜」」
部屋の中を見たファイとあたしの感嘆の声がハモる。
それほどその部屋は素晴らしく大きな部屋だった。
ドアの正面の机を見ると、なんとも不釣り合いなあたしの学生かばんが置いてあった。
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