ドンマイ、ノエル!
心の中で親指を突きつけたあたしは、国王に視線を向けた。
「さて、ここまで決まったのじゃ。後はおぬしが任務を引き受けるかどうかを決めるだけじゃ」
国王は紫色の目を細めて、あたしを見据えた。
それはよい答えを期待してるかのように…
あたしはその期待の目を見返すと、ゆっくりと口角をあげた。
「……いいよ。」
最初は嫌だったし、他に相応しい奴がいるんじゃないかって思ったけど
これが神様が与えたあたしの運命なんだとしたら…
「その使命…
果たしてやろうじゃん!!!」
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…