ドンマイ、ノエル!


心の中で親指を突きつけたあたしは、国王に視線を向けた。


「さて、ここまで決まったのじゃ。後はおぬしが任務を引き受けるかどうかを決めるだけじゃ」



国王は紫色の目を細めて、あたしを見据えた。


それはよい答えを期待してるかのように…


あたしはその期待の目を見返すと、ゆっくりと口角をあげた。



「……いいよ。」




最初は嫌だったし、他に相応しい奴がいるんじゃないかって思ったけど



これが神様が与えたあたしの運命なんだとしたら…





「その使命…







果たしてやろうじゃん!!!」








.