無関心なノエルに多少イラついたけど、あたしは国王を見て尋ねた。


「…これをパルソナにはめればいいのか?」


「そうじゃ、パルソナの柄にくぼみがあるじゃろ。」


そう言われ、あたしはパルソナの柄を見る。


そこには、国王の言ったとおり8つのくぼみがあった。


「その1つにその宝玉をはめるのじゃ。」


あたしは静かに頷き、国王の言われたとおり宝玉をはめようとした。


その間にはピンと張りつめた空気が漂う。


あたしはその空気の中、落とさないように慎重にはめた。


すると、また青い光が放たれた。


あたしはさすがにこの光は眩しくて、腕で顔を覆った。


けど、その光は以外にすぐ止んで、ゆっくりと目を開けた。




「ふぁ〜〜〜」




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