大きく見開かれたライオスの目からとめどなく涙が流れる。
「俺は……生きていいんか?」
あたしはそんなライオスに優しい笑みを向けた。
「あぁ、死んだ人の分まで幸せになれ」
それがあたしが言える最後の言葉
あとはライオス次第だ。
「おい!!早くしねぇと道が無くなっちまうぞ!!」
いままであたし達の様子を傍観していたノエルが大声を上げる。
ハッと我に返り辺りを見回してみると、瓦礫でさっきまでの道が大幅に狭まれていた。
ヤバい…
ちょっとしゃべりすぎたなぁ…
あたしの額からつぅと嫌な冷や汗が流れる。
その時
.


