「は……?」
あたしはただただライオスの言葉に驚愕した。
ノエルもその言葉にまた更に眉間にシワを寄せる。
「何言ってんだよ…お前…
こんな時に冗談言うなよ!!」
「冗談ちゃう。
俺は決めてたんや…、この城が崩壊された時、俺も一緒に死のうって…」
あたしは本当に自分の耳を疑った。
だってその言葉が信じられなかったから。
けど、嘘だったらこんな悲しくて、辛い表情にはならないだろう。
「…なんで、なんでそんなこと………ワッ!!」
あたしが立つ地盤が揺らぎ、体が傾く。
ライオスの腕を自分の肩に回してたからライオスも体が傾き、あたしの方に体重がかけられた。
そのため、重さに押しつぶしされそうになったけど、床に足を踏ん張ってなんとか堪えるあたし。
すると、ライオスはその体勢のままゆっくりと話し出した。
「俺は、数え切れないほど人を殺した。
その人達の未来や命を奪ったくせに、俺が生き延びて幸せになろうなんて、そんなの許されるわけない。」
あたしはそれを聞いて思わず唇を噛み締めた。
…なんでそんなこと思うんだよ。
聞きたくない。
そんなのもう、聞きたくないよ。
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