「ライオス!!」
「…あんたら………なんで俺は生きてるんや?」
ライオスは弱々しく辺りを見回す。
目を覚ましたばっかで頭の整理が出来てないようだ。
「それはあとだッ!!ほら、早くノエルの背中に乗って!」
あたしはライオスの腕を自分の肩に回し立たせ、ノエルのいる方へ誘導した。
だけど、ライオスはノエルの背中を見つめるだけで一向に乗る気配がない。
「……ライオス?」
「てめぇ、乗るんだったらさっさと乗れよ!!」
ノエルもライオスが一歩も動かないことにイライラし、思わず強めに促す。
するとライオスの口から、予想もしなかった言葉が吐かれた。
「俺は………………──ここにいる。」
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