あたしはライオスの傍にしゃがみ込むと、ノエルもあたしの傍にしゃがみ、ライオスの様子をまじまじと見つめた。
「コイツ……まだ起きなさそうだぜ。どうすんだよ?」
「…そりゃ助けるに決まってんだろ。」
そういうとあたしはすっと立ち上がり、ノエルを見下ろした。
「ノエル、ライオスを外に運んでくれねぇか?」
すると、ノエルは嫌そうに眉間にシワを寄せた。
なんとなくそんな顔しそうな予感はしてたけどな。
「はぁ?
お前はどうすんだよ!?」
それも聞かれると思った。
「まだ足はケガが少ないから自分の足で歩ける!」
「なっ!!どこがケガ少ねぇんだよ!!その足じゃ無理っつってんだろうがッ!!」
「あたしは大丈夫だって!!とにかく早く…」
そう言いかけた時、あたしの傍で「うぅ…」という呻き声が聞こえた。
そちらの方に視線を向けると、ライオスが薄目を開け、あたしを見つめていた。
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