‡パルソナ‡ 孤高の唄姫




その時だった。




ゴゴゴゴゴ!!!


「おい、建物が崩れてきてるぞ!!」


ノエルの声で天井を見上げるあたし。


フィリアもとても不安げな顔で天井を見上げた。


天井からはパラパラと砂埃が舞い落ち、天井の大理石が落ちてきた。



まさに絶体絶命。



「急ぎましょう!!」


レイはフィリアをお姫様だっこすると、早急にドアの方に急いだ。



あたしも早く逃げねえと…


そう思い、立ち上がろうと手を床に着けた時、
急にノエルがあたしを担ぎ上げた。


「えっ、ちょっ、何すんだよ!?」


「うるせえ、死にてぇのかお前は!!

怪我人が走っても脱出出来るわけねえだろうがッ!!」


「で、でも…」


「あぁぁああぁ、うるせえ!!
黙って俺に担がれとけ!!」


ノエルにそう怒鳴られ、一旦口を閉ざすあたし。



なんで怒られなきゃなんねぇんだよ。




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