‡パルソナ‡ 孤高の唄姫



「でも、それが茜菜らしいです。

危なくなったその時は僕も加勢しますね」



「ごめん、ありがとう…」


あたしはふと思った。


いつから二人がこんなにあたしを大事に思ってくれてたんだろう、って。



あたしはライオスの方に向き直る前に



心の中でもう一度二人に
ありがとう、って言った。




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