‡パルソナ‡ 孤高の唄姫



「シーラお嬢様…フィリアお嬢様…」



そこに二人はいた。


ビクビク震えながら、ボスと女を見つめている。


俺は二人を助けようと床を這って行こうとした。


「おっと、ダメだよ。あっちに行っちゃあ」


そう言うと、誰かが俺の背中を踏みつけて、動かさないようにした。


くそッ…動かれへん…


そうごちゃごちゃしてるうちに、ボスはシーラお嬢様に手のひらをかざした。


その手のひらから光の球体が現れ、シーラお嬢様を包んでいく。


「待……て…や…めろ…」


このままじゃ、シーラお嬢様まで消えてしまう。