『もうちょっと優しく扱ってっす…;』


「いいじゃんか、別に。壊れたわけじゃねぇんだから。


それより、なんであたしの体がこんなことになるわけ?」



『それはっすね…』


そうファイが何か言おうとした時だった。


ライオスはのっそりと立ち上がり、天井に向かって獣のように吠え始めた。


それを見たあたしは警戒し、パルソナを構えた。


『話はあとっす!!とにかくご主人は戦いに集中するっす』


「言われなくても分かってるよ!」