その時だった。


「お前らどけ!!」


後ろからノエルの大声が聞こえた。


そっちを向くと、ノエルとファイがいて、そして…


「なにあれ?」


ノエルとファイの前の地面が青く光ってる。


そして、その青い光がこちらにすごいスピードで向かってきていた。


あたしとレイは瞬時にそれぞれ横に避けると、青い光はライオスの方に一直線に向かい、そのまま爆発した。


「あっ、あぶねぇ…;」


あたしは爆発したのを見て、冷や汗をかくと、ファイたちがいる方に視線を向けた。


ファイとノエルはあたし達の方に全速力で走ってきた。



「ご主人、けがはないっすか!?」