‡パルソナ‡ 孤高の唄姫



「首痛ぇ…」



ノエルは首をだるそうに回すと、こきこきと骨の音が聞こえてきた。



確かに…首の骨がどうにかなりそう…



「どうやって開くんですか?」



レイの質問に答えるようにライオスは指を鳴らすと、地響きとともに大きな城門は開いた。



「すごい仕組みっすね。」



「まぁな!簡単に人を入らせんためにはここまでせんと!」



ライオスは少し自慢げに話すと、あたし達はライオスに促されて、城門をくぐった。