ダメだ、すげぇ緊張してきた；


そんなことを思っていると、


「レイ!!氷枕どこだ？」


いきなりドアが壊れると思うぐらい勢いよく開かれた。


あたしはびくっと体が反応し、ドアの方に目を向けた。


そこから現れた人物を見て、あたしはまた息を呑んだ。


だって、黒髪の美形君と同じぐらい美形だったからだ。


その美形君は金色の短髪に赤いバンダナをつけていて、瞳は青色。


目が少しつり上がってるからか、近寄りがたい雰囲気を醸し出している


ここは美形の宝庫か!?


あたしは物珍しく、じろじろ金髪の美形君を見ていると、相手もチラッとこっちを見て、あたしと目が合った。




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