「よし!いっぱい食ったことだし、行くとすっか!!」
あたしは気合いを入れて岩山に向かおうとした。
「ちょっと待って下さい。」
一歩、歩いた時にレイがあたしを止めた。
振り返ると、レイやノエル、ファイまでもが真剣な瞳であたしを見つめていた。
「どっ、どうしたんだ?みんなして」
あたしはその光景が余りにも奇妙で、少し後ずさる。
「…教えてください、なぜ岩山に行かなければいけないのか?」
「理由を教えてくれないとこっちがもやもやするっす!」
「勝手に一人で突っ走んじゃねぇよ、このバカ女。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…