「ご主人…よく食べるっすね…;」


「んっ?ひょこが?(どこが)」


口に食べ物を含みながら言うあたしを見て、みんなが呆然と見た。


そんなに多いかな?


あたしは自分のご飯の量を見て思った。



30分ぐらいで5品の料理を食べ終えたあたしは、おばちゃんの話を聞いた。


どうやら、あそこに行くためには"番人"の許可がいるらしい。


「番人ってどこにいんの?」


「あの岩山のふもとにいると聞いたよ」


「そうか…ありがとう!これお代ね」


あたしはレイからもらったお金を余分に渡して、店を後にした。