「どうしたんだ?腹でも壊したか?」



「違ぇよ…
俺はもう寝る。」



ノエルは愛想なくそう言うと、立ち上がり、焚き火の近くで毛布にくるまり、そのまま眠ってしまった。



「食べないなら、あたしが食〜べよ。」


ノエルが口にしなかったシチューをあたしは、自分の口に運ぶ。


「すいません…せっかく作って下さったのに…」


そんなノエルを見て、レイが申し訳なさそうな顔で謝った。


「いいっすよ。気にしてないっすから」


「そうだよ!レイが謝ることないって。」




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