「おーい、兄ちゃん!!」 高々と手を挙げ、大きく横に振るピント。 「ちょっとちょっと……って、ウルフがいたの!?」 ピントが手を振るもんだから、土台のベルはゆらゆらしている。 しかし、ウルフを発見することはできた。