抱けないあの娘〜春〜



「うげっ…」
出た、親父の口癖。


「咲哉がそんなに大事に思ってる彼女ってのを見てみたいんだよ。しかも大事な田村を貸すんだ、それくらいの事を飲めよ。私のカードを田村に預けておくから、好きに使うといい。わかったな?」



「…はい。わかりました。」


「あ、そうそう、明日はディナーと言ってもちょっとしたパーティーなんだ。お前のタキシードも田村に預けておくからな。彼女に素敵なドレスを買ってやるといい。」


「パーティーか…面倒くさいけど、それが条件なら…行くよ。」



「じゃあ明日、楽しみにしてるからな。お前も楽しめよ!初デート♪」



「言われなくたって楽しむよ!!じゃあな。ありがとう。」




何か色々面倒くさそうな事がオプションになったけど、明日は楽しむぞ!


さつきがびっくりするようなデートにしてあげたいな。