「は〜美味しかった!ご馳走様でした♪ではさつきちゃん、咲哉、もうお邪魔しないからどうぞごゆっくり〜♪さ、菖汰さん、次はスペースマウンテン乗るよ!ファストパスの時間に遅れちゃう!急いで!!」
可奈はまだ食後のコーヒーをすすっている諏訪キャプテンを無理矢理連れ出そうとする。
「ちょっ…お前引っ張るなって!そ、そうだ、お前達も一緒に…」
諏訪キャプテンはすがるような目で僕達を見つめるが…
「ラブラブデートを邪魔しちゃダメでしょ!?あたし達もラブラブモードでガンガン乗りまくるわよ〜♪」
「あたし達もラブラブって!いつからだよ!俺は認めてねーぞ!?」
「も〜!菖汰さんがあたしを優しく抱き上げてくれたあの運命の出会いからでしょ♪いい加減認めなさいよ♪さ、早く〜!」
必死の抵抗も虚しく、また可奈のペースに巻き込まれて行った
恐るべし、可奈パワー…

