僕は繋いだ手をそっとほどき、さつきをぎゅっと抱きしめた。 「さつき…ありがとう。そんなふうに僕のこと見ててくれたなんて…嬉しいよ。さつきの真剣な眼を見たらもっと頑張らなくちゃって思った。僕の為にも…さつきの為にもね。プレゼント、本当にありがとう。一生大切にするよ。」 …さつきのこともね。 一生大切にするよ…