「さつき…ありがとう。」 「ううん、こちらこそ…追いかけて探してくれてありがとうね。」 「じゃあまた連絡するよ。今日は疲れただろうからゆっくり休んでね。僕も明日から部活で忙しくなるけど、毎日メールするから。」 「うん、待ってる。」 電話を切った後も、僕はしばらく屋上の星空を眺めていた。 さつき… 大好きだよ…