「幼なじみの彼のタメに応援なんて優しいねあなた♪
でもあんなカッコイイ幼なじみくんがいるのにあなたは彼のコト好きになったりしなかったの?」
そのお姉さんの言葉に大きく胸がドクンッと鳴った
お姉さんは冗談で言ってるんだから私も冗談で「そんなコト有り得ないですょ」って返せば良いはずなのに言葉が出ない…
このまま否定できなくちゃ輝にも変に思われる!!
出ろ!!私の声!!
「そんな…「そんなコト絶対有り得ないですょ♪」
私の声に輝の声が重なった
「流羽は生まれた時から幼なじみで兄妹みたいなものですからそれが恋愛感情になるなんて有り得ないですょ♪」と輝がお姉さんに笑顔を向けて言った

