「今から10分以内に準備しないと置いていくからな」 そぅ言って私の腕を離し部屋を出て行ってしまった その言葉に私は眠気が一気に覚め急いでパジャマを脱ぎ制服へと着替えた 前ホントに置いて行かれたからね… これが毎朝の恒例 なかなか起きない私を起こしに来てくれる輝 勿論一緒に登校する 帰りも予定さえなければ一緒に帰ったりもする 「あと2分!」 輝が部屋のドアの向こうから急かすよぅに叫んでくる ヤバイ!ヤバイ!