「やっぱりおまえの中であいつの存在は大き過ぎるな… どんなにオレが入り込もうとしても厚い壁があって入れない」 私の手を強く握っていた手をりょう先輩は離した そして「ハァッ」と一つため息をつき私の目を強い視線て見つめてきた 「これからもあいつのコトをずっと想い続けるのか?」 「………多分」 「どんなに自分が辛くてもか?」 「…忘れられないんです…輝の全てが…」 「…そぅか…」 「…」