美術室の窓際 私はりょう先輩に抱きしめられたまま真っ白になっている頭をどぅにか動かそうとしていた りょう先輩は私が好き? でも、今までそんなの全然気づかないほど私と輝の話を聞いてくれていたりょう先輩…… 『!!!!!』 私の止まっていた涙がまた溢れ出してきた