デート券はなぜか矢作が僕に渡してきた後に優弥が負けじと僕にデート券を渡してきた。


これでいいのか?と思っていると司会の人が『五条 優弥・矢田 真季のデート券だから選べてもいいでしょう』と言い出した。


なんか主旨変わってないか?と疑問を思ったけど言うのをやめた。


言ったら優弥と矢作がデートするはめになるからだ。


それを想像するとすごい嫌だったからだ。



ワンピースを着て鏡を見ているとドアを叩く音がして真美が入ってきた。


「わあ。その格好も可愛い。じゃああとは真美にまかせてね♪」



そういって真美は僕に化粧を施した。