僕とこいつは生徒会長

「ありがとう。僕も優弥が好き…」


「なに? 聞こえない」


優弥の楽しそうな声で言う。


こいつ…絶対聞こえてるだろ!


でも優弥のからかう声がムカついて今度は大きな声で言う。


「僕も優弥が…ムガッ」


僕がちゃんと言い終わる前に優弥が僕の口を塞ぐ。


「はひふふんひぁほふ(なにするんだよ)!」



文句を言いながら優弥を見ると左手を僕の口を塞ぎ、もう片方の手で自分の口を隠していた。


もしかして照れてる?


そう思うと嬉しくてつい笑ってしまう。


「うるさい。笑うな!」


文句を言いながらも僕の口から手をどかす。


「優弥。好きだよ」


ニッコリ笑いながら言うと『可愛い! もう一回言って?』優弥がそう言いながら僕に抱く。


「もう言わねぇよ!」


僕は赤くなった顔を隠しながら大きな声で叫ぶのだった。