ったく! だったら二人で言い争ってるなよ。
僕は二人の争いを見ながら昇降口の近くで木陰を探した。
一応今夏だから暑いんだよ。
木陰を見つける僕はそこまで行って鞄の中にある本を取りだしてその本を読みだした。
本を読み進めて数十分。
よくこんな暑い所で長々と話し込んでたなと思うけど。
話を戻して、木陰で一人本を読んでいると僕の本を覗きこむようにそいつはやってきた。
そいつの顔を見てドキッとした。
だって急な至近距離だぞ?
それにやっと好きだってわかった人物が目の前にあったならドキドキしないわけないだろ?
だからって顔に出す僕じゃないけどな。
「矢作との話し終わったのか?」
いつもの顔でいつもの声のトーンで話したはずだった。
それなのに優弥にはすぐに気づかれてしまうのだ。
「マキちゃんなんだか照れてない?」
優弥の言葉にボッと顔が暑くなるのを感じた。
なんでこいつにはばれるんだよ…
僕は二人の争いを見ながら昇降口の近くで木陰を探した。
一応今夏だから暑いんだよ。
木陰を見つける僕はそこまで行って鞄の中にある本を取りだしてその本を読みだした。
本を読み進めて数十分。
よくこんな暑い所で長々と話し込んでたなと思うけど。
話を戻して、木陰で一人本を読んでいると僕の本を覗きこむようにそいつはやってきた。
そいつの顔を見てドキッとした。
だって急な至近距離だぞ?
それにやっと好きだってわかった人物が目の前にあったならドキドキしないわけないだろ?
だからって顔に出す僕じゃないけどな。
「矢作との話し終わったのか?」
いつもの顔でいつもの声のトーンで話したはずだった。
それなのに優弥にはすぐに気づかれてしまうのだ。
「マキちゃんなんだか照れてない?」
優弥の言葉にボッと顔が暑くなるのを感じた。
なんでこいつにはばれるんだよ…


