僕は唖然とした顔でその人物に声をかける。


「私の名前はマサキではなくてマキです! 間違えないで下さいますか?

それに今、私が着てるのを見て明らかに女性の服装じゃないですか!貴方にはこの服装が男性の服装にでも見えるのですか?
それはそれは眼科に向かうのをオススメしますよ」


僕は嫌味という嫌味をたっぷり効かせてとそう言い切るとその人物は慌てた様子で謝り出した。


こいつなんなわけ?



「で、なんであなたはあたしの名前知ってたんですか?
その前にあなた誰?」


時間がもったいないと思って僕は質問をする。


するとその男の子は待ってましたという感じで話だした。