嘘つきな彼と私。







俺達の始まりは本当に




俺自身の醜い感情からだった







いつも通り、約束をして




待っていた俺のところに






お前は少し遅れて





男の香水のにおいをして帰ってきた






そのにおいに後押しされるかのように







お前の初めてを奪ってしまった
















俺は今までお前を





大事にしてきたのに





それを自分で





壊してしまったことが




自分自身が









許せなかった