小絵は、圭介のことを思った。
『貴方ありがとう♪
私にお義母さんを会わせて下さったのね。
少しだけ、待っていてちょうだい。会えるわ…きっと。
私の愛の記憶は…貴方が全てよ。
もちろん、母親の愛の記憶 は…ヒカルが全てよ。
男と女の愛の記憶の始まりは…遠い昔のように思ってしまうの…
いったい、いつから貴方を愛してしまったんでしょうね。
私は…はるか遠い昔のギリシアに生きていた時からだと思うの。
だから、貴方が夢の中で旅をしていても、心配しないわ。
貴方が、もし…はるか遠い昔のギリシアに旅をしたとしてもね。
きっと、私に出会うでしょう♪…そして、こう言うわ。
〃プリ-ズ♪Love〃
その時が…私の愛の記憶の…始まりだったのよ。
きっと、そうだと思うわ…だから、怖くないのよ。
だから、
貴方は、いつでも帰りたくなったら…目覚めてもいいのよ。
小絵は、愛の記憶の港だから…帰ったら、
〃お帰りなさい〃って…
言ってあげるから♪』
完


