早苗が天空の星の夫に語りかけたら、その夫の星が再び輝いた…
すると、今度は流れ星となり、向こうに見える山の頂きに消えていた。
『あなた…とうとう行ってしまったのね。
そうよね…いつまでも、
止どまるわけには…いかない。
聖ヤコブ様が待っておられるから…そうでしたね。
でも、私は少し淋しい気持になってしまいましたわ。
私にとっては、どこまでも私の夫のあなた…
しかし、いつの間にか敬虔なクリスチャンに…その上
修道者として…巡礼路を歩いておられる。
そんな…あなたをなかなか理解できなくて、
もちろん、今もだけど… …ごめんなさい。
いつか会える日まで…さようなら〃 あなた … 』
早苗は、一連の出来事がひと区切りついたことを感じていた。
『さあ〃
これからだわ…小絵さんとおちびさんを家族として、 迎えるのよ。
圭介〃 待っていてちょうだい…あなたが、再び目を覚ましたら…
そこには…最愛の小絵さんと、おちびさんがいる〃
ほんとうに…ほんとなのよ。夢じゃなくて〃 』
早苗は、おちびさんが目を覚ましたら、小絵といっしょに…圭介がいる病院に戻ろうと考えていた。


