早苗には、そうとしか思えない…
自分の身の回りの出来事の全てが、目にすることができない力によって…
あたかも必然的に配慮されたように…
見えない糸に繋がれた…
数々の出来事が、
偶然と呼ぶには、あまりにもタイミングが良過ぎて…
あたかも必然的に起こるべくして、起こったのよという顔をして現われたからだ。
つくづく自分は…守られていると自覚した。
『私は幸せだわ。
死んでも…私を見守る夫がいる。
その上、必要な時には、さっそく現われる。
自分には、ほんとうに必要な時には…必要なものが与えられている。
だから、みんなを幸せにすることが出来る…
きっと、出来るわ♪』
-早苗…
♪もう、わかったようだね。自分を信じて行くのだよ…では、又会う日まで〃
さらばだ-
「貴方〃
ほんとうにありがとうございました♪
お気をつけて…巡礼の旅をお続け下さいませ」
早苗は…心から感謝の笑顔で夫を見送っていた。
『さあ…これからだわ♪
私の超越的機能を発揮するのは………
息子よ…朝子ちゃんよ~
任せてね。
この私が、見事に裁いてあげるわ〃
安心してらっしゃい〃』
突如として…早苗は身体中に力がみなぎってきた。
つまり、パワーというものだろう。


