ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love

しかし、
ヨットが目指すのは… ……
この果てしなく続く青い海の日向灘の向うにある…


豊後水道だ…九州と四国を隔てている海のそれぞれの側には、入り組んだ海岸線が続いている。



そして、その豊後水道の…ど真ん中には、その昔には海賊がいたという島、



日振り島だが、平安時代に藤原氏の誰かが海賊を率いて乱を起こした本拠地である………



その島の右手の向うには、四国の宇和海が広がる。


左手には、無人島の沖無垢島が、その横に並び親子のような島…地無垢島が見えていた。



海の色はというと…限り無く青い色としか、言えない。言い表しようが無い…



そして、最後の正真正銘の関門………ついにあらわるる。



右手に四国の佐田岬半島… 左手には九州の佐賀関半島が現れたのだ………



そこには、とてつもなく速い潮の流れがある。



かの有名な海峡は………
速スイの瀬戸と言われている。



ここでは、魚たちを練磨の潮の流れに誘い鍛える。


関の鯖江は特に身が締まり美味なことで有名だ。



この海峡を越えたら……… ♪いよいよ…伊予灘~へ。



だんだんと、ヨットも弾んでいる。転覆しないように進まないと…



ついに、ヨットは伊予灘へと…この海は、もう瀬戸内海である。



気の遠くなるような…距離を進んできたヨット………


だが、日本の海は南洋の海とは違って…箱庭のよう。


瀬戸内海は、特にそんなふう…防予諸島、芸予諸島 に点在する島々の間を縫って進んでいる。



右手に伊予を見て、左手には安芸灘を…


続いて、左手には音戸ノ瀬戸、おんどのせと、と読むが…なんと懐かしい響き。


そのお向いには、斎灘と書いてイツキ灘と読むが…神様でもおられるのかも…



その向こうの備後灘の手前には…来島海峡、ヒウチ灘と続いているが、



その備後灘をやり過ごしたら…かの有名な海だ。


南北朝の時代から、戦乱に明け暮れた海に浮かぶ島々の塩飽諸島が見えている。


その向こうに高松があるのだ………