やはり、小絵から聞いていたとうりだ。男のマリ・モルガンらしい…
女のマリ・モルガンはモルガンズと呼ばれていて、男をモルガンという…
背は高くないが小人じゃない。このモルガンは年寄りみたいだ。
真っ白いひげを長く伸して…金の糸で飾っている。
洋服は、短い丈の上着を着込み、その上着の下には…
銀の鎧を身に着けている。
頭には貝殻で飾られた兜が…その兜には緑色の海藻が腰まで届く長さで付いていた。
このモルガンは、戦いにも参加する。その時は…
やはり、シ-の軍馬、白馬に乗って行くそうだ。
-モルガン〃
お願いね♪ その代わりに サフランのパンをお礼にあげるわ………-
「久し振りじゃのう…
タヒチに帰っていたんだね。
サフランのパンも久し振りじゃ…ありがとう♪
このくらいの貝ならあっという間に取れるぞ〃 」
モルガンは小型の刀を手に持つと…船底の貝を撫でるようにしたかとおもうと…
網の袋の中にこそぎ取った貝を入れていた。
みるみるうちに、袋はいっぱいになっていた。あとの貝は海の底へと落ちていた。
-ありがとう♪
モルガン…じゃあ又会いに来るわね…このサフランのパンをどうぞ召し上がれ-
鳩はいつの間にか、どこからかサフランのパンを調達していたらしい。
その光景と二人のやり取りを見ていた圭介は、あっけに取られていた。
『これじゃあ…まだまだ、 不思議の国のアリスちゃんだあぁぁぁ………』


