やがて…
圭介が目覚める時がきた。
それは、鳩があることをしたからだ。
鳩は、フォレットに頼み…雨を降らせた。
突然、青い空から激しい…にわか雨が降ってきて、
眠る圭介の身体を叩いた。
すると、圭介はその雨の痛さで目覚めた…
驚いて起き上がると…
青い空から、激しい雨が降ってきたことが、理解できなくてしばらく…ボゥ-と空を見上げていた。
しかし、やがて…
自分が海に浮かぶ船に乗っていることを知り…
『やっと、地球の海に出られたんだ…
でも、ここはどこなんだろう、見たこともない風景だ。
それに、この海の色…
なんという…美しさ。
エメラルド色の海だ。
ええっ…と、どこだっけ〃
………海っていったよな… 思い出せない〃
いつか…
ず…っと昔のことだが、外洋のヨットレ-スに挑んだ海に似ていた。
海の名を思い出せない自分にあきれた。
『たしか、僕は光りのトンネルを上昇したはずだ。
あまりの激しい音に、気絶したらしい。
だから、少し記憶を失ってしまったのかもしれない。
途切れている…所々の記憶を繋ぐことをしないとね。
前に進むことも出来ないよ〃
それに〃
この船だろ…ポプラの葉とナラの木の葉の焼き印?
いまだに…不思議の国のアリスなのかい〃
ああぁ………
もう、勘弁してほしいよ。
どこまでも…アリスちゃんじゃ、どうしようもない〃
もしもし…鳩さん〃
ここはどこなのでしょう』
圭介は、鳩に言った。


